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マラソン大会当日、不安と忘れ物をなくすための持ち物リスト。お勧め!何度でも使える忘れ物チェックアプリ

大会当日、いつも忘れ物がないか不安になってしまう方や、初めてマラソン大会に参加する方、久しぶりに大会に参加する方の不安をなくすための持ち物リストをご紹介します。

また、忘れ物をしないように入念に準備をしていたのにも関わらず、当日現地で気がつく。そんなこともあると思います。

忘れ物というのは忘れていることに気がつかないということもよくあるものです。今回のリストはそれさえもないようにリスト化しておく、表にしておくことを目的にお伝えしていきます。

これを確実にこなしておけば、来シーズンの忘れ物と不安も解消されるでしょう。

自分の力だけでゴールを目指す、42.195kmの長旅。その不安を少しでも解消してくれて、目標達成のために共に走る仲間は大切です。素敵な仲間とともにゴールを目指しましょう!

これさえあればなんとか走れるという必需品、持っていくと持ってきておいて良かったという役にやつものや、走力(完走までの時間)によって、または好みで持っていくと便利なものをリストアップしていきます。

それでは見ていきましょう!

まずは必需品!これさえ持っていけばなんとかなる

ゼッケン

ランナーの身分証明書と言えるものですね。これを見えるように、見える位置に貼り付けて走ることで、大会後のプロが撮ってくれたランニング写真なども楽しむことができます。

レース途中、寒さで上着を着たくなった際もルール上、ゼッケンが常に見えるようにしておかないといけません。これには気をつけましょう。

基本的にはお腹の辺りに付けるようにしますが、中には前後で2枚(背中側にも)つけている人を見かけます。これは陸上連盟登録者の方で、大会記録を公式のものとしたい方が主に2枚つけて走っています。

計測チップ

これは靴紐などに縛り付けるタイプの物と、あらかじめゼッケンに取り付けてあるタイプの物があります。

これをもし忘れてしまった場合、大会に参加することも可能だと思いますが、走り切ったとしても、「記録なし(棄権)」という扱いになってしまうと思います。

時間や料金が発生してしまうと思いますが、大会本部に相談に行けば再発行してくれる場合もありますので、急いでいきましょう!(受け付けていない大会もあります)

ゼッケンと同様、記録を計る身分証明書だと思ってください。

ちなみに、体調不良などで大会に行けなかった方は、計測チップを指定の場所に郵送しなければいけないので、出場できなかった際にも捨てることがないように気をつけてください。

ユニフォーム(上下)

自分が周りの人からどの様に映るか重要なアイテムです。選ぶのも楽しみの一つですね。

お気に入りのシャツやランニングパンツでカッコよく、または可愛らしく揃えたいところです。

競技思考の高い方はランニング専用のフニフォームで走られる方がほとんどです。

最近はお洒落なものも多く出てきているので、何を着て走るのか考えたり、購入するのも大会参加への楽しみの一つですね。

何かしらのコスチュームをまとって走る方も多く見受けられます。さまざまな楽しみ方があっていいですね。

写真は私が初めて東京マラソンに出た時のもの。3月の雨の降る中、極寒のレースとなりました。

ランニング用シューズ

こちらはその大会で、自分のベストパフォーマンスを出すための一番重要なアイテムかもしれません。

今では当然となった厚底シューズは脚への負担を和らげることのできる要素の一つです。ただし、シューズを選ぶ際は自分の競技レベルに合ったものを選択することをお勧めいたします。

なぜなら、シューズメーカーのプロがその競技レベルに合ったシューズを専門で作っているからです。シューズ作りのプロの知恵と技が集結したそれぞれの力に合ったものを選ぶことが大切です。

が、「そんなにシューズの違いなんて感じられないよ」という方も多くいらっしゃるとも思いますので、その際はやはり自分が気に入ったシューズを選ぶのがいいですね。自分が納得したのものを着用して走ることが大会を楽しむ上で何より大切になると思います。

そして、シューズは大会でいきなり新調するのではなく、必ず練習で履き慣らしておきましょう!

大会当日で突然新品を履くと、足に合わなかったり、馴染んでいないところが擦れて足の皮が剥けてしまい、痛くて走れなくなったり、血豆ができてしまったりというアクシデントが考えられます。新しいシューズで走り出したい気持ちもわかりますが、慣れない距離を慣れないシューズで走ることのないように気をつけることも完走という目的においては重要ですね。

ランニング用ソックス

こちらに関しては、あえてレース用を履く必要もなく、普段履き慣れているものでも構いませんが、走り終えたあとシューズ内が蒸れていたり、長い距離を走ったために穴が空いてしまっていたり、雨などで濡れてしまっていたりすることもあるかもしれませんので、走る用のものを準備しておくとよいでしょう。

ランニングに特化した、専用のソックスも多数ありますので、そちらを選ぶのもいいですね。ただその際は、シューズ同様履き慣らしておく事が大切です。

時計

普段使い慣れている時計でも構いませんが、できるのであれば、時間を計測できる時計をして走ることをお勧めします。

目標をしている時間を、1kmや5kmで確認することもできますし、制限時間に対してのペースを逆算して走ることもできます。例えば東京マラソンなどの大規模な大会で、最高峰からのスタートとなった場合、スタート位置に辿り着くまでに30分かかることもあります。その際に1つ目の関門規制に間に合わず、10kmも走ってないのに止められてしまった。ということも少なからずあるようですので、そう言ったことを避けるためにも時間を計測できる方が便利と言えるでしょう。

関門規制以外でも、後半疲れてペースが落ちてしまった際に、自分が1kmをどのようなペースで移動できているのかを確認するためにも役に立ちますね。

ガーミンですとこのタイプか「ForeAthlete 235」辺りを使用している方をよくお見かけします。745になるとSuicaにも対応しますよ。

マスク

今はまだ必須アイテムですね。

スタート前後で必要になりますので、スタート後に捨てないように気をつけましょう。

予備の用意があようでしたらゴミ箱に捨てちゃいましょう。

早くマスクのいらなくなる日がくることを願うばかりです。

着替え(上下)

レース後の着替えです。汗や、雨やドリンクなどで湿ってしまった下着などの着替えは必需品です。走った後だから暑いでしょと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、寒い日のレースも少なくないため、ゴール後は寒すぎて、手がかじかんでいて着替えすらままならないというときもあります。

寒いままでいると風邪を引いてしまうこともあるかと思いますので、疲れきった身体を少しでも早く暖かな着替えで向かい入れてあげましょう!

携帯電話

完走までに長時間かかってしまいそうと思われる方は身に付けて走られることをお勧めします。

関門規制に引っかかってしまった時、または自ら棄権をした場合など、連絡が取れるようにしておきたいので必須ですね。レース中の記念写真撮影などにもいいと思います。せっかくのイベントなので楽しむことが大切ですよね。ただマナーとして、周りの方の迷惑にならないように気をつけましょう!

また現在では Suicaや〇〇Payなどのアプリを取り込んでいる方も多いと思いますので、棄権してしまって、電車やバスに乗らなくてはならなくなってしまった場合や、お腹が空いてしまい、コンビニなどに立ち寄った際に現金いらずで購入できるた目、やはり持ち歩いた方が良いですね。

注意点としてはスタート前やレース前半で使用しすぎて、後半電池切れになってしまう事がありますので、その点には注意しましょう!

携帯電話のみ携帯したいという方にはこのようなアームバンドがお勧め。

日々の練習でも使えますし、使用しているランナーさんも多いですね。

こちらのナイキのアームバンドはとてもシンプルで、非常に使いやすいのでお勧めです。カラーバリエーションもあります。

健康保険証(ケガや急病の際に必要)

こちらはほとんど使用することはないかと思いますが、レース中で転んでしまったり、急激な体調悪化などに遭遇してしまった場合に必要になります。2009年の東京マラソンの際、タレントの松村邦洋さんが一時心肺停止状態になったこともありました。そんな有事のための保険証ですね。

お金(または代わりになるもの)

携帯電話をレースに持ち込まない方で、少しでも完走などに不安を抱える方は千円札を1枚ほどポケットに忍ばせておくとよいでしょう。

小銭も紙幣も、汗や雨で蒸れてしまう可能性もありますので、小さいジップロックのようなものに入れてしまっておくと良いでしょう。

万が一公共機関を利用しなければいけなくなった際や、空腹などで何か購入したくなった際に必要です。

持っていきたいもの

補給ジェル(補給食)

長時間何もせずにいてもお腹が空きますよね。給水所にもさまざまな給食は用意されていますが、タイムを追うランナーであれば食べていられませんし、食べたとしてもエネルギーに変わるのには時間が掛かってしまいます。お腹が痛くなってしまうことも考えられますよね。

補給食の中でも、ランナーに適した持ち運びに便利で、エネルギーやマグネシウム、カフェインなどが多く含まれたジェルのようなタイプのものがたくさんあります。

味もいろいろありますので、好みや目的に応じた内容のものを選びましょう。

レース本番で初めて食べてみるのではなく、一度練習中に走りながら、ポケットに入れて暖かくなったジェルを試してみることをお勧めします。

走りながら食べ際に封の開けやすさや、暖かくなったジェルの味がどんなものかを確認しておくことで、キツくなって頼りにしていたジェルを口にした時に(なんだこの味は。。)といったことを回避できます。

レース終盤できつい時に、気持ちの悪いものを口にした時のショックは大きいです。

完走などが目的で、長時間走ることになるだろうと予測される方も、あらかじめ自分のお気に入りの補助食を携行するとよいでしょう。

例えばゴールまでに5時間かかるとした場合、何もしない5時間でもお腹は空くのに、継続した運動をしているのであればお腹が空くのは当然ですし、スタート前の最後の食事から、恐らく8時間くらい経過してしまうのではないかと考えられますよね。そうしますと、給水所の給食だけでは物足りなかったり、毎回給水所の度に止まってしまうと関門規制に引っかかってしまうことも予測されます。

そのようなことを回避するためにも、工夫をして準備をしておきましょう!

大会参加案内

大会当日、会場で最終確認をするために携帯しておくとよいでしょう。かさばるのが嫌な方はあらかじめ携帯電話などで写真に収めておくことをお勧めします。

会場内でのトイレの場所や、荷物を預ける場所や時間、自分が並ぶスタートブロックの場所や時間などをしっかり確認して、安心してスタートラインに並べるようにしたいですね。特にスタートブロックに入るのにも制限時間があります。トイレで予想以上に時間がかかって遅れて並べなかったという事がないように、時間にゆとりを持って行動するためにも、確認しておく事が大切です。

ウェストポーチ

携帯電話やお金、補給食などを収める場所としてはこちらのポーチが便利です。

ただ、こちらはさまざまな種類が販売されていて、合う合わないがありますので、必ず練習で試してから本番で使用しましょう。

できるだけ上下動しないような種類のものが選べるとよいですね。

私が使用しているのはこちらですが、水筒を入れたりできるタイプもありますので、そちらも検討してみるとよいかと思います。

揺れ防止のため一度、お店に行ってサイズ感を確かめてからの購入をお勧めします。ちなみに私はウェスト75cmでSサイズが丁度よかったです。

こちらのポーチはデザインもシンプルですので、ランニング以外のちょっとした日常生活や海外旅行の際にパスポートなどをしまっておくなど、様々なシーンで使うことができるのもよいところ。

汗拭きシート

ゴール後に顔や身体を拭くために、携帯しているとよいでしょう。

レース後に顔や身体に汗が乾燥した塩が付いていることがよくあります。温泉に向かう前に、ご自身の頑張った身体を労ってあげましょう!

寒い時期はCoolを選ばないように気をつけましょう。走った後は寒いことが多いですから。

タオル

フルマラソンなどですと雨天時以外では汗だくになって帰ってくることはあまりないと思います。ですので、そのためのタオルではなくその後の温泉に行く際に使用できるもので、かつ着替えの際に使用できるようなものがよいでしょう。

男性のランナーさんですと、疲れきって更衣室に着替えに行くのもおっくうだと思ってしまう方も少なくないと思います。外で着替えるランナーさんも多くいらっしゃるのでその際に、タオルで隠して着替えられるような大きめのサイズでもよいかもしれません。

ゴール後は気分はスッキリしていますが、身体はなかなか思うように動かないということも少なくないと思います。

ビニール袋大・小(大:レジャーシートの代わり、または荷物入れ。 小:ゴミや着替え入れなど)

大ビニール袋:会場にもよりますが、40ℓなどの大きめのゴミ袋はレジャーシートの代わりとして、あると便利です。地べたに荷物を置かなければならないような会場も少なくありません。全てが整っている会場の方が少ないのではないでしょうか。そのような際にゴミ袋があると、最終的には捨てて帰ることもできますので便利です。荷物を預ける際にもビニールを2重にするなどで利用できます。

その他、防寒対策としてゴミ袋に穴を開けて被っているランナーもよく見かけます。そういった利用方法もあります。

小ビニール袋:会場で飲食をした際にゴミ箱の用意がない会場が多いです。自分のゴミは自分で管理しましょう。

また、レース後の着替えを入れる際にも使いますので何枚か持参することをお勧めします。

会場はきれいにして帰りましょうね。

日焼け止め

何時間も日差しを浴び続けますと、お肌によくないです。女性のみならず、気になる方は男性も使いましょう。

晴天の日の大会後は、必ず時計焼けやタイツ焼けなどの跡が見られます。

大切はお肌を紫外線から守りましょう!

私は使用していませんが、東京マラソンなどで、何度かこちらのサンプル品が配られていました。

最近はこちらのナチュラルオーガニックの「Badger」が注目されているようです。スティックタイプのものもあり、塗る時に手を汚さず便利です。

と言いたいところですが、腕などに塗るときは結局のばさないといけないので手を使うことにはなります。

ですが、オーガニックというところがいいですね。

あると便利なもの(目的や好みで)

タイツ

足の中でも一番大きな筋肉群の太もも。この筋肉を適度に圧迫し筋肉のブレを軽減。マラソン後半の筋肉疲労を軽減させ、ハイパフォーマンスを持続させる効果があります。

競技思考の強い方がよく使用しているのを見かけます。上記の理由や風の抵抗を少しでもなくすためなどの理由などで使用されていると思いますが、一般市民ランナーでも、防寒具や競技中、競技後の脚へのダメージを軽減させるため、または日焼け防止などに利用できます。

ハーフマラソンやフルマラソンは長時間風や日に照らされることにまりますので、風が当たって寒いのに日差しが強くて日焼けをするということがよくあります。そういったことへの防止対策となります。

記録を狙いたいと思われる方はロングタイツではなくハーフタイツなどと、カーフタイツ(カーフスリーブ)など、セパレートのものを用意することをお勧めします。ロングタイツですと、レース中に「思っていたより暑い」といった際に脱ぐ事ができません。セパレートになっていると、カーフタイツ(カーフスリーブ)を下げることで暑さ対策や上げ直すことで寒さ対策にもなります。

これはロングTシャツにも同じ事が言えます。暑さ、寒さ対策のために一番よいと思われる準備をしておきましょう。42.195kmはとても長い道のりですからね。

カーフタイツ

ふくらはぎの筋肉を保護する役割を持つカーフタイツ(カーフスリーブ)。

膝下から足首までの長さのふくらはぎ用のサポーター。筋肉の揺れを抑制することで、疲労を軽減し、より高いパフォーマンスを持続させる役割が考えられています。

ふくらはぎはマラソンの後半に最もつりやすい箇所の一つ。35kmを過ぎた辺りから、ふくらはぎを伸ばしているランナーさんを多数見かけるようになります。

心なしか、女性ランナーさんの使用率が高いような気がします。

日焼け防止対策にもなりますね。

サイズ選びが難しいため、一度お店に行って試着することをお勧めします。

キャップ

暑さ、日差し、雨、風、雪対策として利用される方も少なくないと思います。

日差しを防いでくれたり、雨よけをしてくれたりと万能な働きをしてくれます。最近ではYouTuberがカメラを装着して走るのにも多く利用されていますよね。

なくて困るというものではありませんが、帽子に慣れている人にとってはあると便利なアイテムの一つでしょう。

手袋

こちらも言わずと知れた防寒対策ですね。薄手の素材のものから厚手のもの、種類もたくさんあります。

ランニング用じゃなければいけないということもないですので、普段の練習で使っている物がよいでしょう。

ただ、レースの際は給水の際に手袋を濡らさないように気をつけてください。手袋のまま給水のカップを取って、水を被ってしまうと、防寒の役目を果たさなくなってしまうので注意です。

↓こちらは薄手の素材なので、春秋用になりますが非常に使いやすいです。

冬用は生地の厚い物を選びましょう!

アームウォーマー(ロングTシャツではなく、アームウォーマーを推奨します)

タイツのコーナーでも紹介しましたが、防寒対策としてロングTシャツよりも半袖のTシャツとこちらのアームウォーマー(アームカバー)の使用をお勧めします。暑さ、寒さ対策にはとても便利です。

このようなアームスリーブに小さめのジェルなどをしまっておくランナーもよく見うけられます。

もちろん、ロングTシャツで暑くなったら袖を肘辺りまでグッとまくって、寒くなったら戻せばいいということでも問題ありません。

サングラス

こちらは主に日差し対策になりますが、それ以外にも雨や風対策ということにも使えたり、ラストスパートをする合図にも使えます(冗談です。高橋尚子さんがオリンピックの際にお父さんに向かって投げたそのタイミングが、たまたまスパートのタイミングに繋がるきっかけとなって優勝したという話しです。)

日差しが強い時に日差しを遮るだけでなく、少し視界を暗くすることで集中できるという方もいます。その日の天候でレンズを変えることのできるサングラスも少なくないので、天候を見ながらどのレンズを使用するかを考えるのもいいですね。

最近ではメガネの上からかけられるものをありますので、そういったものを選択すれば、いつものメガネをしたままでも走る事ができますよ。

私が初めてフルマラソンに出場した際に購入したサングラスがこちらです。今でも現役で使用していますが、その日の日差し具合でレンズを変えたり、マラソン以外にも使えたりと重宝しています。

サングラスもピンキリですので、選択に少し悩みます。

最近はオシャレなランナーさんが増えていて、この手のタイプ「goodr」などがおしゃれでリーズナブルということで流行っていますね。

防寒具(レインコートやウインドブレーカー)

規模が大きくなればなる程、スタートブロックに到着してからスタートまでの時間が掛かるようになります。その間に身体が冷え切ってしまうと走り出した時にケガの心配が出てきてしまいますし、思ったように走れないといったことも起こります。そのため、防寒対策として100円均一などにある透明のレインコートやポンチョのようなものを利用するランナーも多数います。

走り出すまでの風よけや雨よけとして、走り出してからも身体が温まってくるまで着用して、温まってきたらコース上のゴミ箱に捨てられるといった気軽さがよいでしょう。前を開けていればゼッケンを隠すこともなく走る事ができます。

また、完走目標のランナーさんは5、6時間または7時間といった時間、風にさらされるわけですから、汗が冷えて寒くなったり、また暑くなったりもします。そういった際に着たり脱いだりといった対策にももってこいです。長時間かかるという自覚のある方は捨てる事なく、ゴールまで小さくまとめてリュックやポシェットに入れるなどして持ち歩くなどしましょう。

ニップルシール(乳首保護シール)※特に男性、絆創膏でOK

こちらは特に男性ランナーが必要とするアイテムです。普段あまりロング走をしないという方はこれを走り出す前に準備しておきましょう!

侮ってはいけません、本当に痛いですし、時々血がシャツに滲んでいる方もいるそうです。中間地点くらいで擦れて痛みを感じてしまうと残りのハーフが地獄のように痛みと疲労との戦いになってしまいます。事前に準備をしておきましょう!

ちなみに、私は普段の練習中でも保護しています。

100円均一などで購入できる絆創膏のような物で充分です。

絆創膏

靴擦れ対策や転倒してしまったりした際の予防として持っておきたいですね。特に靴擦れしたまま長い距離を走るのは本当に苦痛です。かさばるものでもないので、安心のために持っていくことをお勧めします。

ちなみにレース中に靴擦れなどで、救護班にヘルプを求めてしまうと失格になる恐れもあるので、注意しましょう。以前知り合いの方でレース中に脚がつってしまい救護班に治療をしてもらったら、それで失格になったという方が実際にいました。その方は「知っていたら何もしてもらわなかった」と悔やんでいました。

ワセリン

寒さや雨対策、靴や衣類など擦れ防止対策に利用できます。

練習中などに一度でも擦れた事がある場所(靴ずれ、股ずれ、乳首すれなどが代表的です)や、寒さ対策として、肌がむき出しになっている箇所に塗る事で、少しではありますが、防寒効果があります。雨をはじいてくれるなどの効果もあります。

イヤホン

大会によって装着の可・不可がありますので事前にチェックしておきましょう。

その上で、長時間かけて走ったり歩いたりする際に音楽などを聞き流すことで、疲労感が緩和されたり、よい意味で注意が分散されることによって、気がついたら結構進んでいた。といったこともあります。

ただし、可能であれば耳を塞がないタイプの骨伝導イヤホンの使用をお勧めします。

外部の音を遮断して集中して走りたいと思われる方もいらっしゃると思いますが、大勢が参加する大会の時などでは、周囲の声や音が聞きにくくなることで危険だったり、他のランナーに迷惑をかけてしまうことも出てくると思います。使用の際は注意して使用しましょう。

上記を踏まえた上で、こちらの下記で紹介するイヤホンは本当にお勧めです。

外部の声や音も聞こえますし、長時間装着していても、装着していることを忘れてしまうくらい違和感なく使用できます。再生時間も長いですし、落としてなくす心配もありません。眼鏡をかけているランナー仲間にも聞いてみましたが、眼鏡をかけていても問題なく使用できるそうです。唯一の欠点はコンパクトにならないことですかね。

それでも使用し過ぎというくらい重宝しています。主に音楽やオーディオブックなどを聞き流しながら使用しています。

↓こちらもお勧め。「ambie」妻に購入したのですが、「最高!」と言っていました。

肌触り(耳触り)も音質も良く、外部の音も聞こえます。コンパクトですし、なんと言ってもオシャレ!長時間使用していても全く気にならない、本当に良い品です。

カイロ

2、3月の大会などは冷え込む事が多々あります。スタート前に身体が冷え切ってしまことや、走っている最中も寒さを感じているランナーが多くいます。

大会当日の天候や気温をチェックして、寒さが苦手な方や、長時間走られる方は、可能な限りどこかに忍ばせておくとよいでしょう。

指先などから冷えきってしまい、低体温症で途中棄権されるランナーも少なくありません。(2019年東京マラソンの際の大迫選手もそうでした。)

バックパック(ランナー用リュック)

特に完走が目標といったランナーさんはランナー用のバックパック(リュック)などを携帯することをお勧めします。防寒具や補給食、携帯電話の補助バッテリーなど。ウェストポーチだけでは収まらない方によいでしょう。無理矢理ウェストポーチに詰め込むより、こちらにした方が走りの邪魔にもなりませんし、荷物も分散して収納できますので便利です。

不安要素を取り除けるアイテムを詰め込んで旅に出ましょう!

ただし、重くならないように注意を払って、必要最低限のものだけにして下さいね。

内容量はフルマラソンでしたら6ℓくらいのサイズでもよいでしょうが、他にもきっと使い道を求めると思いますので、10ℓサイズくらいが程よいかもしれません。これ以上大きくなるとまた少しかさばってしまうでしょう。

最後に

上記に上げたものの他にも個人的に必要なものがあると思います。そういったものを毎回大会ごとに、思い出したりするのは大変だと思います。

ですので、次の大会も予定されているような方であれば携帯電話のアプリで管理することをお勧めします。

一度必要なものを書き出しておくことで、次回もそれを見て忘れ物の心配をしなくていいようになりますし、現地で持ってくればよかったと思ったものをリストアップしておくこともできます。覚えておこうとしてもレースが終わってしまうと忘れてしまうものですからね。

私が利用したいくつかのアプリで一番使いやすかったこちらのチェックリストアプリを紹介いたします。

Checklist - チェックリストアプリ
Checklist - チェックリストアプリ
開発元:Koji Ito
無料
posted withアプリーチ

こちらのアプリは細かく管理する事ができ、そのリストを消去しなければ繰り返し使う事ができます。色分けなどもできますし、見やすいです。

ぜひ一度、上記のリストを記入した上で、さらに細かい仕分けなどを行い、不安のない準備をして下さい。

詳細はこちらをチェック!『チェックリストアプリ

まとめ

大会に出場する時に不安要素は一つでもなくしておきたいものです。

大会前の準備をメモしておく事で、先の大会でも余計な不安をしなくても済むようになりますので、是非一度、確認も含めて上記のリストと自分なりの持ち物を書き込んでおいて下さい。

全てを整えて立つスタートラインは、スタートラインでありながら一つのゴールでもあります。

On your mark! Have a nice trip!!




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