ランニング

第74回富士登山競走の参加賞

2年連続で開催中止となってしまった、富士登山競走。

私も2年連続でエントリーしていたので非常に残念でした。

そして、そのプログラム、ゼッケンと参加賞とが届きました。

内容はこちら

  • プログラム&広告
  • ゼッケン
  • ハンドタオル
  • 携帯ソフトカップ(200cc)
  • やまチョコ

これらを見ただけで、ここまで準備してくれていた方々も、開催できなくて悔しい想いをしたのかなと感じました。

さてプログラムからみていきましょう。

プログラム

表紙の絵力も魅力がありますが、力強い題字は”富士学苑高等学校の山口純佳”さんの作品のようです。綺麗に整った字と言うよりも、ランナーが力強く泥臭く駆け上がっている姿を想像させてくれる美しい字ですね。

プログラムを開いてみると行われるはずだった大会当日の日程や、大会概要、感染症対策ガイドラインや参加者名簿等々。こういったものを改めて見直すと、残念な気持ちになります。

そして、ふと気になってしまった、実施要項の協賛に「HOKAONEONE」のテープが。

協賛が変わったのかと気になり剥がしてみると。

「HOKAONEONE」ホカオネオネが「HOKAOENONE」ホカオエノネに。

思わずプッと笑ってしまいました。

それと、興味深かったのが「参加者都道府県別データ」。全国からこんなに有志が集まってこようとしていたのだと。しかし”国内46都道府県”よりと記載されている。

ん?国内は確か47都道府県のはず。よ〜〜〜く見てみると。佐賀県が抜けていました。今回は佐賀県の方、誰も居なかったのか、残念ながら抽選で外れてしまったのか。

最高齢参加者も興味深いものがありました。

山頂コースの男子は73歳、五合目男子も81歳。

私はこの歳になって自分が走っている姿が想像できません。

そこに向かう気持ちにさせるだけの魅力が、このレースにはあると言うことですね。

ゼッケン

ゼッケンは少し小ぶりのサイズで、五合目コースの私は青色のHOKA。Hブロックからのスタート予定でした。

そしてステッカータイプのHOKAが4枚。荷物預けようですかね。

使うこともなくゴミ箱へ運ばれてしまうのでしょうね。。

このゼッケンをつけて走りたかった。

ハンドタオル

前田源商店さんのオーガニックコットンに拘ったハンドタオルに富士登山競走のロゴが刺繍されたものになります。

https://www.maedagen-shop.com

前田源商店としては、創業1921年(大正10年)、という100年の歴史を持つ会社が、紆余曲折さまざまな経緯を経て辿り着いた、富士山麓にあるファクトリーブランドのようです。

100年の時を経てして尚、商店を継続させてきた努力は並々ならぬものがありますね。

この時期こういったタオルの出番は多くあるのでもらって嬉しい参加賞の一つですね。

携帯ソフトカップ

こちらはこのコロナ禍で、ランナーからの需要が増えた品の一つではないでしょうか。開催中止となってしまった”湘南国際マラソン”なども、マイカップ持参でしたよね。

200cc入るこのカップは、小さく携帯できますので、今後のマラソンレースにも、今流行りのキャンプなどにも携帯できて便利ですね。

やまチョコ

こちら、初めて目にした気になった1品です。

気になった点はが4つ

  • やまチョコと言う名前
  • 暑さにつよく、手につきにくい
  • 塩レモン味
  • 準チョコレート

まずこちらの商品名「やまチョコ」は、

”「夏の暑い時期の登山にもチョコレートを携帯したい!」そんな山好き、チョコ好きの皆様の声に応えて、商品開発されたのがやまチョコです。”

と言うことのようで、登山家や山が好きな方が登山の際に、非常食として携帯する時に普通のチョコでは溶けてしまうとでもチョコを食べたい、携帯したいと言う悩みを解決した。山に携帯知るのに適したチョコなんですね。

暑さにつよく、手につきにくい

m&m’sのような周りをコーティングされているチョコなのかと思ったら、全くそんなことはなく、普通のホワイトチョコが入っていました。(だからパッケージがシロクマなんだ)

そして、確かに暑さに強い。本日の気温は最高気温35℃こんな中、郵便ポストに何時間も入っていたのにもかかわらず、私が目にしたそのチョコは全く溶けている様子がなく、食べると普通に美味しいホワイトチョコレートそのものといった感じ。

手に溶けにくいといのも、気になりしばらく手にしていたが、全く手に溶ける様子もなく、それどころか、チョコレートを揉んで、丸めて雪だるまにしてみたけれど、全然手につかず、そして溶けていない。けれど食べてみるとやっぱりチョコレートという画期的なチョコレートでした。

それと封の開け方にも拘りがあり、開封時のつまみも引きやすく、山でゴミを出さないように本体からそのつまみが外れないように作ってあるのです。

エコにも優れてた作りをしていますね。

そんなこちらのチョコは災害時の非常食にもなるのではないかと私は感じました。

非常用のリュックなどに入れておくと溶ける心配もなく、カロリーも高いのでうってつけです。

塩レモン味

この味加減も絶妙で、甘くて食べやすい中にも甘過ぎず塩とレモンの風味が混ざっていて、汗をかいた際の塩分補給やクエン酸のことまで考慮していて、エネルギー&栄養素、溶けにくい、美味しいと本当に優れた商品だと感じました。

準チョコレート

準チョコレートって何?チョコレートと何が違うの?と思い調べてみたところ

全国チョコレート業公正取引協議会の「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」に記載されていました。

ざっくりみるとこんな感じです。

チョコレート

カカオ分が全重量の35%以上(ココアバターが全重量の18パーセント以上)、もしくはカカオ分が全大量の21%以上でカカオ分と乳固形分の合計が35%以上のチョコレート生地を全重量の60%以上使用したもの。

準チョコレート

カカオ分が全重量の15%以上(ココアバターが全重量の3パーセント以上)、もしくはカカオ分が全大量の7%以上かつ乳固形分12.5%以上の準チョコレート生地を全重量の60%以上使用したもの。

もっと細かい規定はありますし、日本と海外でもその規定は異なるようですが、大体こんな感じのようです。

準チョコレートというと他にはみなさんご存知の「チョコボール」なども準チョコレートに属するようですが、はっきり言いまして私は食べた感じで、チョコレートと準チョコレートの差はわかりません 笑

どちらも同じように美味しくいただけます。お値段だけ、もう少し頑張っていただけると、お求めやすくなるかもしれませんね。

まとめ

第75回富士登山競走が無事に開催されるようになることを心から願います。

ランナーにとっても開催者にとっても幸せであり、楽しみが増えることはいいことですよね。

そして私も早く5合目コースをクリアして、山頂コースに挑戦したいです。

最終目標は第100回記念富士登山競走への出走!?ちょっと厳しいか。。

そんなわけで、たくさんの方々に支えられて開催されている歴史あるこの富士登山競走。コロナ禍で苦しむ中、開催されることが当たり前ではないということや、主催者方の努力、それに参加しようとするランナー、そして環境。さまざまな要因が揃わないと開催されることが難しいということを、改めて知ることができました。

来年、75回大会が開催された時のために、皆さん暑さに気をつけてランニングを続けましょう!




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