大会の記録

【第31回ぐんまマラソン】 コースマップ 攻略への道 理想の走りを目指して

第31回ぐんまマラソンが開催の方向に進んでいます。

この大会や同時期の金沢マラソンがウィズコロナ時代の幕開けとなってくれることに期待しましょう!

今回は初参加となる私が、一部の情報から見て取れるコースの戦略や目標設定、エントリーから大会当日に向けての持ち物などをお伝えしてきます。

それでは見ていきましょう!

申し込み(エントリー)

2021年7月4日がエントリー開始となった本大会です。

都市型の大会は概ね半年〜5ヶ月前などにエントリーが開始されます。

ですので、もし2月、3月の大会に参加してみたいと思っている方はまもなくエントリーが開始されるという情報があると思いますので、気にかけておきましょう。

関東近辺ですと、東京マラソン2021(2022)や静岡マラソン2022などのエントリーが今月中に開始されるのではないかと思われます(静岡マラソンは慎重になっていそうです。全く更新されません。ですが、今月中を目処に何かしらの動きがあることでしょう)。

このエントリーから既に大会出場の準備が始まっているということですね。

初めてのフルマラソンなどで悩んでいる方は、思い切ってエントリーしちゃいましょう。未来が変わりますよ。

私は同時期の金沢マラソン水戸黄門漫遊マラソンなどのエントリーを考えていたものの、「また中止になるだろう」という思いからどちらにもエントリーせず、「それでも開催されるなら何か出ておかないと」という中途半端な思いで、なんとなくこの「ぐんまマラソン」にエントリーしていました。

目標タイム

3:15:00あわよくば3:10:00を切りたい(km/4’37 : km/4’30)

どのようにして、この目標タイムを設定するに至ったのかと申しますと、ランニングは続けていたものの、メリハリのない練習しかしてこなかった私は、いざ開催されるとなると、それはそれで不安が襲ってきました。

「2年前のような情熱はもうない」「練習もしっかり積んできていないから走り切れるのだろうか」「言い訳をして走らないという手もあるな」などなど。

中途半端な気持ちで申し込んでいるものだから、逃げ出したくなるのも当然ですよね。

そういうわけで、1度30km走をしてみて判断しよう!と心に決めて先日走ってみました。

その結果が、よもやよもやのkm/4’31で走ることができ、なお+5km走ることができたので(30km以降はガタ落ちでした)、大会当日のアドレナリンの分泌と、調整をして疲労をうまく抜くことができれば、このくらいのタイムで走れるのではないかという自己分析の結果に至りました。

ただし、自己感覚による分析結果でしかないため、その通りに行けるか否かは、当日の結果を見て見ないとなんとも。私自身が結果を楽しみにしております。

攻略できるか

目標のタイムで走り切るために、コースマップなどを見て、戦略を立てていく必要があります。

フラットなコースでない限り、気になるのはコースの全体図、高低差、当日の気温、風などを見ていきます。

  • 全体を見て、折り返しの数や橋の数、走りにくそうなところはないかなど。折り返しポイントが多いと、その際に人が密集したり、スピードを落としたり上げたりしないといけません。あまり多くない方がベターです。
  • 大きな川などを越える橋は、アップダウンの勾配がキツくなります。上りも下りもどちらも脚を使ったり、リズムを崩してしまうポイントです。
  • 高低差は、どの距離(ポイント)に起伏があるのかで脚へのダメージを考えます。脚を残すようにしたり、スピードを上げ過ぎないように注意したり、スパートをかけるポイントにしたり。
  • フルマラソンに適した気温は6~8℃(10℃以下)が望ましいとされています。気象条件はコントロールすることができません。当日の対策を練ることが大切。
  • 気温が高いとパフォーマンスが落ちることは科学的に証明されておりますので、できるだけ気温は抑えられていることに越したことはないのですが、近年のこの時期(11月)ですと、まだまだ暑い日があったりしますので、過去の気温を参考にするようにしましょう。
  • 川や自然の多いところは風があることが考えられるのでサングラスなどを準備しておくとよいでしょう。ビルが多いところもビル風が吹きますので注意が必要です。

コース全体を見るかぎり、30km以降が上り基調になっているうえに、35kmを過ぎてからのサイクリングロードでアップダウンが続きます。ここまでいかに脚を残しておけるかが最大のポイントになりそうです。

35km過ぎた辺りは、大抵脚が残っていなくて気力で走っていることが多いため、この難所をいかにスピードを落とさずに走り切れるかでタイムにも影響が出てきそうですね。

ここは歩いてしまう人も多いポイントではないでしょうか。

走り込みができていないこの時期のマラソンは、個人的にはネガティブスプリット(前半のハーフより、後半のハーフを早いタイムで走ること)でいきたいと思うのですが、2年ぶりの大会ということ、アドレナリンが出てしまうこと、タイムを狙った欲が出てしまいそうなこと、などでつい前半から予定タイムよりも突っ込んでしまいそうな気がします。

いかに自分の感情をコントロールできるかも自分との勝負になりそうですね。

もう一つのポイントとしては15km付近から30kmまでの下りです。下りということもあり、テンポよく走ってしまい、思わずペースが上がってしまうことが考えられます。ここをいか脚を使わないようにコントロールして走れるかがポイントになりそうです。

ここではたくさんの人に抜かれていっても気にしないようなメンタルで通せるようにしたいです。

楽しむことを忘れない。

タイムに捕らわれ過ぎて、ニューイヤー駅伝のコースを走れる喜び、給水や応援など感謝の気持ちと喜びを感じて走ること。

特にボランティアの方々への感謝の気持ちは忘れないようにしたいですね。

つい飛び出してしまう前半から30km地点までを無茶のないイーブンペースで走ることに集中できれば理想のレースができるような気がします。

調整、ピーキング

2年ぶりの大会なので、※PBを狙いにいくわけではなく、練習の一環、自分をコントロールしてながらこの大会を楽しむということを狙いとしている大会なので、練習量は少し減らしていきますが、次に繋げられるレースにできたら良いと考えています。

大会3週間前に30km走を入れて、そこから徐々に走行距離を少なめにし、ポイント練習で刺激を入れていこうと考えています。

体重もタイムに影響が出てきますので(目指すタイムやにもよりますが、たいじゅう1kgの増減で、タイムが3分変わると言われています)、これからですと少し遅いのですが、糖質や脂質の多いものを控えるようにしています。

ただ、あまり神経質になり過ぎないようにします。

※PB(Private Best : 自己記録)

持ち物

現在用意しようと思っているもの。

レースに使用するもの

・帽子、サングラス、マスク、ユニフォーム上下、ウェストポーチ、ソックス、シューズ、補給ジェル、ゼッケン、安全ピン、100円の半透明レインコート上

レース前後に使用するもの

・着替え、タオル、ワセリン、ボディーシート、絆創膏、ゴミ袋(ゴミ用、使用済みユニフォーム入れよう、地面に敷く大きめのもの)、保険証、リカバリージェル

ユニフォームや補給ジェルはこのようなものをベースにしようとしています。

レース時のベースになるユニフォームのなどはあらかじめ決めておくとよいでしょう。ただし、当日の気象条件で対応できるよう暑さ寒さ対策や、雨対策なども必要です。

普段、ウェストポーチはしないのですが、今回は携帯電話を持参しないといけない可能性もあるため、用意しています(アームバンドもお勧めです)。

完走まで5時間以上かかりそうだと感じている方は、捕食を少し多めに持参したり、汗が乾いて寒くなってしまうことも考えられますので、晴れていてもゼッケンが見えるような半透明のレインコートなどの準備も必要になるかもしれません(ゼッケンが隠れてしまうような上着の着用NGです)。

トレイルランニング用の小型のリュックを準備しておくのもよいかと思います。

ほぼ2年ぶりのフルマラソンへの参加

私自身、2019年12月8日以来のフルマラソンの大会への出場となります。ほぼ2年ぶりです。

私は2年前の大会後から約1年間はサブ3(フルマラソンで3時間を切ること)を目標に頑張って練習をしていましたが、1年が過ぎ大会中止の連鎖に伴い、心が折れてしまいました。

そこからの1年は目標を失い、走ることを辞めようかなと思うくらいの低空飛行なランニング(ポイント練習など一切行っていません)を重ねてきました。

コロナになって何度も申し込んだ大会が開催中止に見舞われることになったという方もたくさんいらっしゃることでしょう。私もその一人です。

大会が開催されることが当たり前ではないことを知ったこの2年、大会が開催される喜びと感謝の気持ちを改めて持って参加させていただきたいと思います。

サブ3を狙って練習していた2年前、心が折れて練習に身が入らなかったこの1年、ランニングを辞めようかと思ったことも何度もありましたが、続けてきてよかったと思える出走にしたいと思います。




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